はじめに
こんにちは。
今回は知ってるようで知らない、チャリティーについて取り上げていきたいと思います。
まずはチャリティーとは?行うことで得られるメリット、具体的な方法、アメリカでのチャリティー情報まで初心者の方向けに分かりやすく解説していきたいと思います。
では早速始めましょう!
目次
チャリティーって何?
チャリティーとはWikipediaではこのように記されています。
チャリティー(英: charity)とは、慈愛・慈善・博愛または同胞愛の精神に基づいて行われる公益的な行為・活動のこと。
チャリティーはしばしば身体障害者や高齢者などに対する社会福祉、貧困地域の飢餓救済、紛争地域の難民救済、または災害・事故などの犠牲者や遺族に対する支援活動などといった形態をとるが、本来的には以上の活動にとどまらず、社会に対する貢献全般がチャリティーであると言える。
また、チャリティーに係る費用は寄付・寄進によって支弁されることが多い。
※因みに寄付とは金銭や財産などを公共事業、公益・福祉・宗教施設などへ無償で提供することです。
出典【Wikipedia】
チャリティーは日本語では慈善と訳されることもありますが、慈善活動とは恵まれない人々に経済的・物理的な援助をすることでもあり、つまり社会のために貢献することを言います。
そして普通はチャリティーや寄付と聞くと、お金や支援を得た方だけにメリットがあると思いがちですよね。
しかし投資の神様とも呼ばれるウォーレンバフェットは自身の生存中または死後に、所有するバークシャーハサウェイ社の株の99%以上のを寄付すると表明しており、「寄付することはこれ以上ない喜びだ」と語っています。
※因みに彼は2006年から現在までに、既に360億円の寄付をしています。(360億円ってちょっと額が大きすぎてピンと来ないですが・・笑)
因みにベストセラーの自己啓発本「夢をかなえるゾウ」でもあなたが寄付などの慈善活動を行うことで成功に近づくことができると言われていますね。
さて、どうして寄付はこんなにも人を幸せにするのでしょうか?
チャリティー活動をすることで得られるメリット
救われる人がいる
まず最初に挙げられることは慈善活動を受けた側は経済的又はその他の援助を得たり、何らかの利益を受け取ることができますね。
慈善活動と一言で言っても、支援できる先は世界中の飢餓防止や医療、教育、事業、福祉、宗教、動物や環境など多岐に渡ります。
あなた支援で経済的や社会的に困難に直面している人々や助けが必要な人など救われる命や未来があるのですよ。
自分の幸福度が上がる
他人の為にお金や労力などを使うことであなたの幸福度が上がります。
ハーバード大ビジネススクールのマーケティング専門家マイケル・ノートン博士氏が著者の「幸せをお金で買う」5つの授業でも書かれているように、少額でも自身の為にお金を使うよりも他者の為にお金を使うことであなたの幸福感が上がるという研究結果があります。
更に他者貢献することはメンタルヘルス(精神面に関する健康)にも良いということも明らかになっているので、先ほど例に挙げたウォーレンバフェットが寄付することで「これ以上ない喜びだ」と幸せを感じ、他者にもその方法を勧めている理由も納得ですね。
私自身も思い返すと自分の洋服などを買いすぎると後で少し後悔したり自己嫌悪になってしまうことがありましたが、他人の為に使ったお金を「勿体無かった」と感じたことは一度もなく、逆に満足することが多いですね。
周りに良い影響を与えられる
実は私がチャリティーについて興味を持ち始めたのは両親の影響でした。
私が育った家では特別裕福な家庭だという訳ではありませんでしたが、世界の恵まれない子供たちを救う慈善団体に毎月数千円から1万円の寄付をしていました。
それは私が幼い頃から25年以上経つ今でも続いており、親のその姿を見てきた事で私は他者に寄付することで自身が得られる幸せと、微力ながらも他者や社会に貢献することで世界を救っているという感覚を学ぶことができました。
私自身は子供だったので自分で寄付をしていた訳ではないのですが、その経験から寄付などの慈善活動をすることで子供や周りの人々に良い影響を与えられるということを身を持って実感しています。
そのお陰で私自身も今までの人生で心が折れそうになったり不平等な扱いを受けた時も、自己肯定感を高く持つことができ、どんな状況でも乗り越えることができたのだと思います。
そして私自身も微力ですがこれからも継続的に慈善活動を続け、子供たちや次の世代にもこの感覚を伝えていきたいと思っています。
具体的な方法とは?
では実際に私たちはどのようなチャリティー活動ができるでしょうか?
今回は、アメリカで行なえる具体的な寄付の方法についてご紹介します。
グッドウィル(Goodwill)
私たち一般人が手軽に服や食器、電化製品、家具などの不用品を寄付することが出来る場所です。
グッドウィルは寄付された品物を低価格で販売し、利益をホームレスや障害者の就業訓練や雇用サービスなどを支援している非営利団体です。
寄付する側からしても引越しなどの際に不用品が処分でき、節税にもなる(後ほど詳しく説明しますね)ので助かりますよ。
またグッドウィル(Goodwill)同様、有名な非営利リサイクルショップ(Thrift Shop)には、サルベーション・アーミー(The Salvation Army)やHIV患者とホームレス支援のアウト・オブ・クローゼット(Out of Closet)もあります。
シェア・ザ・ミールはオンラインのアプリ上で簡単に世界の貧困者に苦しむ人々に寄付ができるサービスです。
例えばコンビニや街角で寄付を募る人たちがいても、実際にその寄付がどこに行くのかいまいち分からないということはよくありますよね。
しかしシェア・ザ・ミールでは以下のように自分が貢献したい国や内容などを指定することが出来ます。
「イエメン共和国の飢餓で苦しむ家族への食糧支援」
「パプアニューギニアの少女達への教育と女性社会進出支援」
このように自分が支援したい人々や団体などが選べることで、支援できている実感が湧きますし嬉しいですよね。
この他にも月々のサブクスリプションで自動的に毎月同額を寄付することも可能です。
私も毎月少額ですがこのサブスクリプション機能を利用して寄付をするよう設定しています。
実際毎月定期的に寄付するのはかなり難しいですが、このアプリなら世界中どこからでも簡単に少額から寄付ができます(設定も5分)ので気になる方は是非アプリをダウンロードしてみてくださいね。
その他、走ることで寄付ができるチャリティーマイルズや、毎日のクレジットカード使用時に寄付できるコインアップというユニークな寄付アプリもあります。
チャリティーについてのアメリカのホンマでっか!?情報
寄付BOX
Donation(ドネーション:寄付)もチャリティーの一部なのですが、アメリカでは街中の至るところに要らなくなった洋服や靴、本などを寄付するBOXがあります。
例えば学校やコンビニの前などに巨大な鉄でできたドネーションBOXがあり、私たちは誰でも気軽に洋服などを寄付することができます。
それがなければ捨ててしまうような服や靴などでも、気軽にそのようなBOXにアクセスすることができれば、寄付するのもとても簡単になりますよね。
寄付で税金免除
アメリカでは寄付を行う人には税金の面で優遇されるというメリットがあります。
国全体として寄付するという行為を推奨しているので、個人が自身の支援したい団体に寄付することで税金支払額が免除されるという仕組みがあるのです。
グッドウィルなどに寄付をするだけでも確定申告(Tax Return)の際にその事実を書き込む箇所があり、税金返金額に影響する場合もあるそうです。
アメリカのトップ1%の人口が世界全体の40%の財産を保有
アメリカの上位1%の財産が世界全体の40%を占める・・・それだけ国民の貧富の差が激しいということですね。
お金持ちはどんどんお金持ちになり、それ以外の殆どの国民は益々貧困層に近づく。
このようなサイクルを食い止める為には国民全員が平等な教育を受けられたり職の機会を与えられることが必要となりますね。
個人的には飢餓や医療への寄付はもちろん、今まで以上に個人の教育への寄付を増やしたり国のシステムがを変えることができれば良いなと思いました。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事ではチャリティー(寄付)することで得られるメリット、その具体的な方法、アメリカでの寄付情報について解説しました。
たとえあなたが経営者や億万長者でなかったとしても、自分の生活に負担が掛からない程度の額から寄付をすることは可能ですよね。
寄付するという行為は一見お金や時間などを失うように感じますが、あなた自身と他者、社会にも貢献できる素晴らしい行為なので結果的に得られるものの方が多いのではないでしょうか。
チャリティーや寄付というと「偽善者だ」という方や批判する方がいるとも聞きますが人生にとって何が大切なのか、行動を決めるのはあなた自身なので他人の意見に影響されることはありませんね。
今回は慈善活動の方法として主に寄付などの金銭的な支援を多く取り上げましたが、ボランティアをする、献血をする、髪の毛の寄付をする、あなたの友人や周りの人たちの手助けをするなど、自分にできる社会貢献の方法は必ず存在するはずです。
是非あなたのチャリティーに対する考えや体験を、コメント欄でお聞かせくださいね。
今回も、最後までお読みいただいてありがとうございました。
参考【TheLifeYouCanSave】【CNBC】【Wikipedia】【CountyLiving】
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