子育て

海外の妊婦生活【日本との違い5選】驚くべきアメリカでの妊娠期間

2021年5月19日

 

日本とアメリカ、あなたはどっち派?!

 

はじめに

 

日本とアメリカでは国によって妊娠生活や常識、病院の対応まで全く違うと言われていますが、実際どのように違うのでしょうか?

 

意外と知られていない?!日本とアメリカで国による妊婦生活の特徴についてお話ししたいと思います。

 

私自身は現在アメリカ在住1児の母で現在第2子の出産を控えていますので、アメリカのカリフォルニア州で実際に体験したアメリカでの妊娠における日本との違いをお伝えしたいと思います。

 

今回の前編ではアメリカでの妊娠から出産までに焦点を当てて解説していきたいと思いますので、是非最後までご覧くださいね!

 

では始めましょう!

 

 

アメリカでの妊娠生活【日本との違い5選】

 

5. 初診は8週以降

 

 

日本では妊娠が分かるとすぐに病院で診て貰えると聞いていましたが、アメリカでは胎芽(心音)が確認できる時期が来るまで待たされる場合が多いです。

 

私は2度の妊娠ともに強く妊娠を希望していたので、毎月妊娠しているかドキドキで検査薬を行なっていたのですが、実際に妊娠検査薬が陽性になって大喜びで病院に電話すると「今受診しても分からないから8週を過ぎたら来てね」と言われてしまいます。(泣)

 

結局私は体調不良があったので少し早めに受診させて貰えたのですが、この初期の数週間ってめちゃくちゃ不安だし1日が相当長く感じますよね・・・

 

しかも陽性でも子宮外妊娠の確率もあるし、「早く胎嚢だけでもチェックしてよ〜」と毎日カレンダーとにらめっこしていました(私だけじゃないですよね?!)

 

しかし残念ながらアメリカの病院では早いうちに妊娠検査薬で陽性が出たとしても、早くても7週以降〜と実際に胎芽や心音が確認できる時期まで待つというのが一般的なようですね。

 

個人的な体験ですが、アメリカでは基本的に妊娠期間全体を見ても受診も少なめなで、私以外の友人達を見ていても大きな病院に行くほどその回数は減るように感じます。

 

第一子の妊娠では小さめのクリニックだったので気になることがあれば頻繁に受診できたのですが、2人目の病院はかなり大きな所だったので殆ど医師のアシスタントが電話対応する形でしたので、心配性な方は小さめのクリニックの方が良い場合もあるかもしれません。

 

4. エコー超音波検査は出産までに3回のみ

 

 

特別何かの異常がない限り、エコー超音波検査(ウルトラサウンド)は出産までに3回または2回のところもあるようです。

 

アメリカは医療費も高いので仕方がないのも分かるのですが、本音を言えば日本のように毎月赤ちゃんが元気に育っているかエコーで確認したいですよね。

 

しかも病院によっては最新の機械がある検査用の大きな病院に紹介されそこで受ける形になるので、そんなに毎月頻繁にチェックしてくれるような感じではありませんでした。

 

ですから妊娠初期は心音があるか毎日不安になっていたので、エンジェルサウンドという自分で心音を聞ける機械を使って心音を確認しては安心していました。(笑)

 

特に第一子の時は初めてで色々と不安になりますよね・・・これなら毎日簡単にお腹の赤ちゃんの心音が聞けるのでかなりおすすめです。

 

 

※私は$20くらいでebayで心音が聞けるだけのエンジェルサウンドを購入しましたが、もう少し高性能のものもアマゾンにあったので念のために貼っておきますね。

 

3. 体重制限が緩い

 

 

「妊娠中の厳しい体重制限」について日本の友人から良く脅されていたので(笑)、アメリカでは体重制限が殆どなくかなり緩かったことで拍子抜けしてしまいました。

 

一応受診の度に体重は測るのですが、少々増えたり減っても「大丈夫?変わりない?」と聞かれるくらいなので私もあまり意識はしていませんでしたね。

 

アメリカでは一般的に「妊婦は太るもの」という意識もあり、日本のように厳しい体重制限は行われていません。

 

個人的にはアメリカは多人種で多様性が受け入れられている国なので、文化や体質も皆それぞれ違い、医師からの厳しい指導や体重管理が難しいことも関係しているのではないかなと感じます。

 

直接医師に聞いてみたところ、体重が急激に増減するのは良くないけれど、体重よりも妊娠糖尿病の検査や血液検査などその他の検査を行うのでそのような検査の数値の方が重要だという考えられているそうです。

 

2. 出生前診断を受ける方が多い

 

 

日本では先天性異常を予見する出生前診断は高齢出産やリスクが高い方以外はあまり受けないのが一般的ですよね。

 

アメリカでは年齢に関わらず出生前診断(スクリーニング)を受ける方が多く、毎日新聞の調査によると、日本で出生前検査の非確定検査を受ける方は1.7%なのに比べてアメリカは70%の妊婦が受けるそうです。

 

検査は任意なのでもちろん受けないという選択肢も選べますが、私の時はどうするか選択するというよりは「これ診断の書類だから、ここで検査を受けてね」と当たり前のように指示されました。

 

ですが検査を受けるかどうか、受けるなら結果が出た後の判断はどうするかなど、夫婦できちんと話し合いをしておくべきですね。

 

そしてスクリーニングだけでなく血液採取で行えてリスク少ないNIPT検査が低価格で受けられるので、合わせて受ける方も多いようです。

 

アメリカ在住の方へ

NIPTは私はナテラ(natera)という会社のものを2度の妊娠で両方受けましたが、保険は違いましたがどちらも保険がきかず自己負担額は約$249でした。(※保険にもよりますが、病院の先生いわく殆どの場合はカバーされないそうです。)

一般的な自己負担額は約$249ですが、夫婦間の収入が少ない場合は無料〜$149で受けられるそうです。

因みに、最初は$1590の支払い明細が届くので驚きますが、電話をして問い合わせると$249まで割引してくれるので高額の請求額を支払わないよう気をつけて下さいね!

 

羊水検査などはリスクを考えるとできれば受けたくないと思っていたので、この血液でかなり精密な結果が出るNIPT検査が受けられたことはとても有難かったです。

 

NIPT検査では21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(パトウ症候群)の確率と性別が分かります。

 

私は妊娠10週の時にこの検査を受けかなり早い段階で性別が分かったので、同じ時期に妊娠が発覚した日本にいる友人にかなり驚かれましたね。

 

1. 9ヶ月で出産する?!

 

 

そして私が最も驚いた事が、アメリカでは9ヶ月で出産するということです。

 

それだけ聞くと「え?!早産にならない?」って思ってしまいがちですが、赤ちゃんがお腹にいる週数は40週で日本と同じです。

 

 

アメリカでは妊娠全体が3つのトライメスター(時期)で分けられておりファーストトライメスター、セカンドトライメスター、サードトライメスターと3ヶ月毎に区切って数えていきます。

 

実際に妊娠するまでその事実を知らず仕組みが分かっていなかったのでかなり驚きましたが、更に日本の友人と話す時とアメリカ人の友人と話す時にも月が変わってしまうので少しややこしかったです。

 

今でも時々混乱することがありますが、そんな時は週で伝えると国は関係無く間違えないのでおすすめです。

 

まとめ

 

 

今回は日本とアメリカでの妊娠中の違いについて解説しましたが、いかがでしたか?

 

日本の病院や妊娠環境に慣れている方は、どう思われますか?

 

私は普段は心配性では無いのですが、妊娠、出産についてはまだまだ未知の世界なので特に色々心配になってしまいました・・(特に第一子の時)

 

この記事を読んでくださっている方の中には現在妊娠中の方もいらっしゃるかもしれません。

 

妊娠というだけでも大変なのに、アメリカや海外で妊娠となると更に不安がつきものですよね。

 

体調不良や言葉の壁など大変なこともあるかと思いますが、一緒に頑張りましょう!

 

次回の後半では出産に纏わる国による5つの違いについてご紹介していきますので、是非合わせてご覧くださいね。

 

今回も、最後までお読み頂いてありがとうございました。

参考【WhattoExpect】【DNA先端医療株式会社

 

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