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【成功率倍増】海外で面接の際に気をつける5つのポイント
こんにちは。
今回はアメリカで就職を目指す方や海外企業の面接を控えている方必見、アメリカでの面接で重視されるたった5つのポイントをご紹介します。
日本から海外転職を目指す方やアメリカ留学から就職希望の方の中にはアメリカでの面接が初めてだという方も少なくないでしょう。
また外資系の企業の面接を控えている方にも有益な情報となっております。
私は以前アメリカの企業で管理職として勤務していた経験があり
私自身自分が面接を受ける際にもこのポイントを押さえて自分の理想の条件で入社することができたり
企業で面接官としてアメリカ人をはじめとする数々の応募者の面接を一任されていました。
自身の面接や面接官として多数の応募者と接していくうちに、両方の視点から日本での面接と海外での面接の特徴の類似点と違いを見つけることができましたので、
どの点を意識して自分の希望する職を得ることができるのかここで共有したいと思います。
そして最後におまけで驚きの「聞かれないことリスト」を記載しておりますので、もしあなたが不安に思っている事などある場合は参考にしてみて下さい。
今からご紹介する5つのポイントを知っておくだけで、あなたの面接結果に驚くほどの変化が得られますので是非ご覧ください。
では始めましょう!
1. 企業の下調べを念入りに行う
これは日本でも当然に行われている行為だと思いますが、アメリカでも同じで会社のホームページはもちろん、企業の創立からの歴史や近日の活動や企業SNSなどもリサーチしておくことが重要です。
そこで得た情報の中から自分が共感した点などを挙げて、自分の興味と熱意を伝えることを忘れずに。
また、企業に関する事項や業務内容などを積極的に質問してみるのも良いでしょう。
ただし、昇給や報酬、福祉手当などの金銭面ばかり聞くのは印象が良くありません。
勤務条件はとても大事ですのでしっかり入社前に確認しておくことが大事ですが、
それ以外の自分スキルを活かせる業務であったり企業の方向性などの勤務条件を確認し、
面接官にもあなたが勤務している様子が想像できるくらいにイメージを沸かせましょう。
2. 自分の経験や能力をしっかりと言語化する準備をしておく
こちらも日系企業でも重視されているポイントかと思いますが、アメリカなど海外の面接では自分の経験や能力、問題解決能力が最重視されます。
実際に今までの経験の中からいくつかの例を出して能力や問題解決方法を答えられる準備をしておくのが良いでしょう。
これは日本の採用基準は比較的平均点の高い従順な応募者を好む傾向が強いのですが、
アメリカでは基本的に募集時のJob Discription(業務内容)に記載されている以外の業務がない為、
全体的にまんべんなく優れている人材より、その業種の才能が抜き出ているタイプの応募者が優遇される傾向にあります。
ふんわりとしたイメージやあやふやな答えよりも、はっきりと自分の強みが何なのか、入社後どのように会社に貢献できるかを言語化する準備と練習をしてきましょう。
3. 協調性とコミュニケーション能力が重視される
アメリカ企業の面接で重視されるポイントの一つに、協調性とコミュニケーション能力の有無が大きく問われます。
ここでいう協調性とはチームワークの作業が得意か、という意味となります。
個人やフリーランスと違い、企業で働く際には周りのメンバーとどれだけ円滑にコミュニケーションが取れるかどうかというポイントが問われますが、アメリカではそれが更に重視される傾向にあります。
そこでお伝えしたいのが、日本では真面目で堅苦しい面接が多いですが、アメリカの面接はとてもフランクです。
日本のように敬語やお辞儀をすることも無いので、始まりから笑顔で印象良く受け答えをすることを心掛けましょう。
挨拶と表情はとても重要なポイントなので、カジュアルになり過ぎない程度にできるだけ、
「この人と一緒に働きたい」「この人と同じチームなら成功出来そう」という雰囲気をアピールすることが重要です。
4. ポジティブな発言を意識する
日本では謙遜という文化が浸透している為、自己アピールが苦手と感じる方も多いでしょう。
それに比べてアメリカ人は超ポジティブで自己評価がとても高い傾向にあります。
私も最初は驚いたのですが、「私は頭が良い」「覚えが早い」など自己評価が高い応募者がとても多いこと。
日本人の感覚だとそれを伝えるのは少し恥ずかしいように感じる方も少なくないかと思いますが、アメリカ人の考えや文化が影響しているのですね。
しかし私たちも自分のアピールポイント + 経験や考えなどを合わせて訴求することで、効率的に面接官に自身の価値をアピールできるでしょう。
また前職の退職理由などを問われた際にも、上司との相性や環境の悪さなどなどのネガティブな面を伝えるより、
スキルアップや将来に向けたポジティブな発言を心掛けると印象が良いです。
数年後の目標やセルフイメージを問われることも多いので、
5年後、10年後に自分がどのように成長していきたいか、前向きに向上心をアピールすることが大事です。
急に聞かれた際に焦らなくて良いように面接前からいくつか答えを用意しておくと良いですが、
丸暗記するのではなく、自分の想いを伝えるイメージで面接官に訴えかけるとより伝わりやすいと思います。
5. Thank you letter(メール)の連絡でフォローアップ
アメリカでも面接後に面接官にメールなどで簡単にお礼を伝えることが一般的です。
特に自身が強く希望している就職先には忘れず送るようにしましょう。
内容は短く簡潔に、面接の機会を頂いたお礼と話した内容で印象に残っている事柄などを添えて伝えると良いでしょう。
送るタイミングは当日か翌日の24時間以内が好ましいですが、それ以降でも無いよりは良いです。
面接官は同時に複数人を面接している可能性も高いので、自分を思い出してもらえるきっかけになると同時に企業への熱意が伝わります。
番外編・アメリカ企業、アメリカ現地での面接で聞かれないこと
これは意外かもしれませんが、アメリカでの面接ではプライベートなことは殆ど聞かれません。
趣味や当たり障りの無い事項ならあり得るかもしれませんが、アメリカではハラスメントになりうる質問事項を徹底して排除しています。
例を挙げると、出身地、年齢、宗教や性別。また婚姻関係の有無、将来の子供の予定、持病や障害などのプライベートに関わる質問はほぼ無いと考えて良いでしょう。
それは多様性が尊重される社会で、出身地や宗教上などの理由での差別が発生することを防ぐという目的があり、それに反する場合は起訴される可能性も大だからです。
年齢や性別、障害などの伝え方で面接を不安に感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、アメリカの面接では聞かれませんので安心して挑んで良いでしょう。
いかがでしたか?
日本とアメリカでの面接は似た点も多いですが、文化の違いから少し驚く方も多いでしょう。
今の時代、企業はメンタルが安定していて向上心が高く、変化していける人材を求めていると感じます。
面接に関わるの5つのポイントを押さえておくことで合否の結果に驚く程の差が生まれると思いますので、是非参考にしてみて下さいね。
あなたの新しい挑戦がうまくいきますよう、心よりお祈りしています!