はじめに
今回の記事では留学するメリット10選をご紹介します。
筆者は現在アメリカに在住しておりますが、元々は留学でアメリカに渡りました。
ですから私や周りの留学経験者の体験を元に例を挙げながら分かりやすくお伝えできると思います♪
まずお伝えしたいことは留学をすると、あなたの価値観が変わります。
そして仕事、恋愛、考え方、生き方、物の見方など・・・価値観が変わるとあなたの今後の人生が変わります。
どうしてあなたの価値観や人生観が変わるのか、理由を10個のメリットとして解説していきますね。
この記事はこんな方にオススメ
「学生の間または卒業後に留学に行くか迷っている」
「社会人をしているが海外に興味がある」
「自分のやりたい事が分からずなんとなく時間が過ぎている・・・」
最初にお伝えしておくと、私は留学賛成派です。
しかし今の時代、オンラインで世界中の情報が集められますし、日本に居ながら英語を習得したりSNSを通して海外にいる方達と交友関係を結ぶこともできます。
ですから「留学なんて意味がない」そのように考える方もいらっしゃいます。
しかしお米を食べたことがない方が、「ご飯なんて美味しくない、食べても意味がない」と言っていたらどうでしょうか?
あなたは「食べてもないのに美味しさや意味があるかどうかなんて言い切れるの?」と思いませんか?
留学をする理由として就職やビジネスに有利だからという理由で留学をしたいと思う方が多いと思いますが、実際には留学はあなたの人生にそれ以上に有益な変化をもたらしてくれます。
では、早速始めましょう!
目次
海外留学するメリット10選
10. 視野が広がる
冒頭でもお伝えしましたが、「どうして価値観が変わるのか」それは、今まであったことのない異文化の方達との交流や新しい環境に身を置くことで視野が広がるからです。
海外留学に限ったことではありませんが、例えば地方生まれ育った方が東京に住んでみて「今までこんな世界は見たことがない、こんな人達に会ったことがない」と感じる感覚に近いと思います。
留学するということは外国に住むわけですから、住み慣れない環境で更に驚くことも多いでしょう。
一歩国外へ出ると、日常的に自分と違った考えの方に会ったり常識を覆される出来事が起きますので、物事を寛容に受け止める心が形成されます。
色々な世界を見ることで、あなたが生きていく上で就職、結婚、交友関係など全てについて広い視点で観察する事ができます。
9. 選択肢が広がる
先ほどお伝えしたように、視野が広がることに伴ってあなたの人生の選択肢が広がります。
例えば「データアナリスト」「ウォールアートアーティスト」など海外では普通だけど日本ではまだあまり馴染みのない仕事なども多いです。
更にパートナー探しも日本にいると自然と日本人の中から探してしまいがちですが、海外で現地の人々や他の留学生など色々な人達を見ることで、選択肢が広がりますよね。
そして色々な選択肢を知った上で「やっぱり日本が好きだ」と思ったり「付き合うならやっぱり日本人がいいな」と再確認することもあります。
私自身も日本を離れて海外で暮らしてみて、改めて日本の素晴らしさを思い知りましたし、どんな決断も「それしかないから」で決めるのではなく「選択肢がある上で自分の良いと思う道を選択する」というのは全く違うことなのだなと感じています。
8. 新しい人間関係が増える
海外留学するということは、新しい人間関係が増えます。
友人、恋人、クラスの先生、ホストファミリーなど、今まで出会う事ができなかった新しい出会いが待っています。
日本でずっと同じ場所で同じ友人たちと過ごすことは居心地が良いし、安心するかもしれません。
しかし異文化の人々と交流することで、自分の交友関係がいかに偏っているものだったかということに気づくこともあるかもしれません。
異文化の人々の暮らしや考え方を知ることで、あなたの価値観は間違いなく変わると思います。
そして留学中に築いた人間関係は後々の人生においても大きな支えになる場合が多いです。
私自身も学生時代一緒に苦労しながらレポートを作成した友人やインターン先の社長などは私の人生でも最も重要な人物の一人になり、その後の人生においても多大な影響を与えてくれています。
7. 語学力が上がる
しかし実際に実際に海外に住んでみると、レストランや公共機関をはじめとする日常のあらゆるところでその国の言語を使用しなければなりませんので確実に語学力が上がります。
テキスト上で学んだ英語を、実際に日常生活やビジネスで活かすには、アウトプットすることが大切です。
日本でも英語は勉強できますし、留学なしで英語を習得する方も沢山いらっしゃいますね。
しかし、日本で外国人SNSなどを活用して行うことはできないことはありませんが、それを継続して行うことが難しいのですよね。
海外で実際に生活する上でその国の言語を使用していくことで、実用的で使える生きた言語を学ぶことができます。
6. コミュニケーション能力がつく
次に挙げるメリットは、コミュニケーション能力が上がることです。
先ほど語学力についてお伝えしましたが、コミュニケーションの方法は言葉だけではありません。
コミュニケーション能力とは相手に伝えたいことを伝える力だと思います。
成功する方たちは、国や文化などその相手に合った適切なコミュニケーションをとっていくことが上手な方が多いですね。
例えば外国人と取引をする際に「国や文化によってどんな状況で握手やハグをするのか、どんな質問をすることが失礼に当たるのか。」知っているのといないのでは結果は大きく変わると思います。
そして話をする上でも例えばアメリカ人相手ならストレートに結論から話さなければ伝わりません。
そのように一言でコミュニケーション能力と言っても、言語や文化などそれぞれの文化を尊重することなどは、SNSやオンラインだけでは学べない場合が多いですよね。
5. 可能性に挑戦できる
一度自分のいつものコンフォートゾーンを出て努力をしてみることで、自分の可能性に挑戦することができます。
新しい挑戦をしなければ失敗することもないので、楽ですよね。
しかし人が成長する時はいつも、自分の今まで決めていたリミットを越えた時です。
旅行でも効果が無いわけではありませんが、留学として短期でも長期でも目標を持って今までいた世界から飛び出してみるには覚悟が要ります。
その覚悟や目標をクリアした時の達成感などは自己肯定感を高めてくれると共に、旅行では味わえない感覚です。
4. 自分を客観視できる
次に挙げるメリットは留学をすることで自分を客観視できるということです。
イギリスやアメリカを始めとする多くの国では「ギャップイヤー」と言って、大学進学前など人生の節目に1年など期間を決めて留学したり旅をしたりします。
日本では休学という形になってしまう場合も多いですが、日本の学生や社会人の方も、周りと1年差がつくということに対して敏感になっているのではないかと思います。(私自身もそうでした・・)
しかし殆どの人々が20代から40年以上働くことになりますから、長期的に見ればこの1年や2年は大した遅れではないのです。
そして、海外での生活などを通して「自分が何が好きで何がしたいのか」「世界はどんなものなのか」将来の仕事や生き方などを客観視することができるので、正しい選択ができる場合が多いです。
筆者が30代になって思うことですが、世の中や世界も知らない学生時代に将来を決めないといけないというプレッシャーがある今の教育システムの中で、ただ学生をしているだけで「本当に自分のやりたいことが決まっている」と思える方って相当少ないと思うのです。
ですから一旦自分のいつもの生活を離れて別の国で生活してみることで、今まで見えなかった世界が見えることは多いと思います。
社会人の方も同じで終身雇用制度が崩壊しつつある今、海外のように転職でスキルアップを狙う方達が増えています。
その為にも海外で他社と差別化できるスキルを手に入れることで好条件で転職可能になる可能性も高いです。
3. 問題解決能力がつく
留学経験がある方は問題解決能力が高い方が多いです。
留学をすると楽しいだけの旅行と違い、めんどくさいことや思いもよらないトラブルにぶち当たることが多いです。
「家の手続き」「携帯などの契約」「ビザの問題」・・・特に最初は海外でそのような手続きをするには相当なストレスが溜まりますが、一つ一つ問題をクリアしていくことで「自分で何でもできるんだ」という自信にもつながります。
特に海外で生活していくと、自分の当たり前が通用しないので「どうしよう」「こんなはずじゃなかった」というトラブルは日常茶飯事です。
更に私の身に起きた事ですが、「2回車上荒らしに合う」「銀行に入金したお金が入金されていない」「詐欺に合いそうになる」「アパートの管理人が勝手に部屋に入ってくる」など、日本ではなかなか考えられないようなことも多々ありました。
そんな状況はできれば避けたいですが、そんな問題を乗り越えていくことで問題解決能力がアップします。
新人で上に指示を仰いている間は問題なくても、起業したり管理職になると自分で責任を負わないといけない状況が増えるので、問題解決能力はそのような時にもとても役立ちます。
2. 自分に自信が持てるようになる
留学中に広い世界を見たり多人種の方と共同生活を送ることで、自分に自信が持てるようになります。
日本人は人と同じでなくてはいけないといった同調圧力や完璧を求めるあまり、体型など容姿にコンプレックスを抱いていたり、自分の意見を胸の内に秘めてしまう方が多いように感じます。
例を挙げると日本ではショートパンツを履かずにビキニを着る人が少なかったり、学校でも授業を聞くだけの受け身な体制の方が多くみられます。
しかし、海外に来てみるとスタイルが良いと言えない人やおばあちゃんでも堂々とビキニを着ていたり、授業中に他人と違った意見を堂々と発表したり、他人を気にせず自分に自信を持っている人が多いです。
一度そんな環境で暮らしてみることで、自分が今まで気にしていたコンプレックスや日々の悩みがちっぽけに感じることもあるでしょう。
ですから自信満々で意欲的な方はもちろんですが、「自分に自信がない」「なかなか自分の意見が言えない」という方も、留学して違った世界を見てみる事でもっと自分を肯定的に受け入れられることもあります。
1. 国内で受けられない教育が受けられる
そして最後に伝えたい留学のメリットは、国内で受けられない教育が受けられるということです。
自分が興味のある分野の専攻をその最先端の国で受けたり、日本にはないプログラムに参加することも可能です。
日本最高だと言われている東京大学でも世界大学ランキングは36位です。
ファッション、テクノロジー、アートなど様々な分野において教育は国内で受けることが一般的になっていますが、国外に出てその業界の最新の教育や業界に精通した人々と触れ合うことで、得られるものは大きいでしょう。
そして私も実際に行っていたのですが、留学中のインターンはとてもオススメです。
インターンなら通常入社が難しい企業でも雇ってもらえる確率が上がりますし、実際にその業界で働いてみることでその職業のリアルな面が見られます。
語学学校に通っている間で働くことができない場合でも、企業が主催しているイベントに参加したり、社内を見学をすることが可能な企業も沢山ありますよ。
まとめ
いかがでしたか?
ここまで読んで頂いて申し訳ないのですが「留学」だけに価値を置くのではなく、物事を一つの視点ではなく物事を様々な角度から見るという意味で「一つの国に留まらず、海外にも目を向ける事が大切」なのではないでしょうか。
今回は留学することでのメリットをお伝えしましたが、ワーホリ、海外インターンシップなど別の方法で海外生活をすることも近いものがあると思います。
そんな中でも留学は自分の興味のある分野を学べ新しい挑戦ができる第一歩、あなたがより視野を広げて前へ進む為のきっかけになると思います。
私は留学として実際に他国に住んでみることで、良くも悪くも旅行やオンラインだけでは得られない価値のある経験ができると思いますよ。
筆者は旅行も好きなのでよく海外旅行にも行きますが、短期的に旅行者としてみる景色と実際にその国に住んでみて見える景色は全く違います。
ですから海外に興味があって実際に留学してみて「私には向いてなかったかもしれない」と思うならそれに気づけたことが価値だと思います。
そうでなければ、いつまでも「留学しておけば何か変わったかも」と考えてしまいますもんね。
しかし実際に留学をして「素晴らしい経験になった、留学して良かった」と感じる方とそうでない方もらっしゃるようです。
沢山の留学経験者を見てきて、その2種類の考え方の人々にはいくつかの特徴があることに気づきました。
次回の記事では、留学を無駄にしてしまう人の特徴と生かす為のポイントについて解説していきますね。
今回も、最後までお読み頂いてありがとうございました。
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