子育て

アメリカで出産する際の注意点【海外と日本の違い5選】無知は敵!

 

知らないって怖い・・・

 

はじめに

 

こんにちは。

 

前回、前々回の記事ではアメリカと日本の妊婦生活と出産についての違いについてお伝えしてきましたがいかがでしたか?

 

国が違えば文化や常識も全く異なるので、とっても面白いですよね。

 

まだお読みで無い方はそちらの記事からお読みくださいね。

 

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今回は、海外【アメリカ】で出産する際に絶対に覚えておきたいポイントを5つご紹介していきたいと思います。

 

この記事で挙げる5つの注意点は、アメリカでは常識ですがもし忘れてしまうとかなり大変な事態に陥ってしまったり損をしてしまうので要注意です。

 

私自身2人の子供を妊娠してやっと今では当たり前だと感じますが、恥ずかしながら妊娠する前はこのポイントを一つも知らなかったので、日本にお住いの方や初めて海外で出産する方には少し驚かれるかもしれませんね・・

 

では、早速始めましょう!

 

 

アメリカで出産する際の注意点

 

チャイルドシートが無いと家に帰れない

 

 

まず最初に必ず覚えておきたいポイントは、出産し退院する際にチャイルドシート(カーシート)がないと赤ちゃんをお家に連れて帰れないという点です。

 

アメリカでは乳児から子供までチャイルドシートの使用を固く義務付けており、チャイルドシートが無いと絶対に赤ちゃんを車に乗せられません。

 

因みに出産後に退院する際は、必ず看護師さんが車椅子で車まで送り届けてくれるので、その際に看護師さんにもチェックされますよ。

 

「後部座席で抱っこして〜」などと考えられている方は要注意です。

 

特にタクシーや友人に迎えに来てもらう際などは忘れがちなので必ず前もって準備しておきましょう!

 

因みにチャイルドシートは2歳までは後ろ向きになるように設置する(カリフォルニア州の場合)など細かく法律で決められているので確認しておきましょう。

 

このウェブサイトでチャイルドシート州による法律を確認することが出来ますよ。

 

 

おすすめのチャイルドシートはこちら

日本から

アメリカから

 

名前を決めないと退院できない

 

 

次に気をつけたいのが、赤ちゃんの名前についてです。

 

妊娠中の方は産まれる前から名前の候補を出しているかと思いますが、アメリカの場合は名前は入院中に出生届( Birth Certificate)と一緒に提出しなければなりませんので、出産後あまり時間がありません。

 

しかもアメリカの入院期間は2泊または3泊が基本なので、一生に関わる重大な赤ちゃんの名前を産まれたらすぐに命名しなければならないのですよね・・・

 

因みに日本だと生後14日以内に届け出ることになっているので少し余裕をもって命名できるので良いですよね。

 

私の場合、産まれて赤ちゃんの顔を見たら元々決めていた名前のイメージと違ったので急遽名前を変えることになり、それにより最後の最後までミドルネームをつけるか旦那と話し合うことになってしまい、退院間近の忙しい中かなりストレスでした・・・(笑)

 

しかも出産ギリギリまで仕事をしていたのでじっくり考える余裕がなく、産まれてからゆっくり考えようと安易な考えだったことを反省しています。(つけた名前には後悔していませんが・・・^^;)

 

中には思っていたより早く陣痛が来てしまったり、早産の可能性もあるので、数ヶ月前からきちんと話し合っておくことが大切ですね。

 

次回からは前回の反省を生かし、もっと早めに準備しようと思います。

 

無料で搾乳機が貰える

 

 

母乳で育てたいお母さんの強〜い味方になるのが搾乳機ですよね。

 

手動タイプや自動搾乳機など色々なタイプやブランドがありますが、アメリカの保険に入っていればタダで貰えるって知っていましたか?!

 

私は出産の数ヶ月ほど前までそんなことは一切知らず「どのタイプを買おうか」「ベビーシャワーのレジストリーに入れようか」と迷っていたところ、偶然産婦人科の受付のお姉さんが教えてくれたので搾乳機を無料で手に入れることができました。

 

しかも4種類くらいから選べて結局とても高性能なMedelaの2万円以上する自動搾乳機がもらえました(超ラッキー!!)

 

無料で搾乳機を貰う方法ですが、あなたの入っている保険会社に「出産を控えていて、搾乳機が貰えると聞いたんですけど」と直接問い合わせてみるのが良いと思います。

 

(多分こちらから要求しなければ向こうから教えてくれなかったと思います・・)

 

保険会社によって内容は違うと思うのですが、受付のお姉さん曰く殆どの保険会社がこの無料プレゼントを行なっているそうなので、ダメ元で是非問い合わせてみてくださいね。

 

ラッキーなことにMedelaの手動タイプの搾乳機も出産後に病院で貰えたのですが、仕事中なども手軽に持ち歩けたのでかなり便利でしたよ♪

 

おすすめ搾乳機

日本から

 

アメリカから

失業保険は自己申請

 

 

こちらは現在お仕事をされている方向けなのですが、産休中はEEDへの申請することで政府から収入保障があります。

 

日本でも会社が負担する場合と政府から支給される場合があると思いますが、アメリカ企業は企業から支給されるのはかなり珍しいです。

 

(北欧の国やアメリカでも一部のベンチャー企業は有給育休がかなり充実していますが・・)

 

State Disability Insurance(SDI)【出産時】とPaid Family Leave(PFL)【出産後の育休】はどちらも約6週間で、帝王切開の場合は8週間になる場合が多いそうです。

 

それらを合わせると出産前から育休の約3ヶ月は給与の約60%が支給されるようになっているので、現在働かれている方は忘れずに申請しましょう。

 

詳しくはウェブサイトをご覧ください

 

人により条件が異なる場合がありますので、詳しくは勤務先の会社の人事部か、税理士さんにお尋ねくださいね。

 

申請はシンプルで、フォームに記入して申請すると受理後に毎週小切手が送られてくる仕組みになっていますよ。

 

アメリカの産休・育休制度は他の先進国と比べればかなり遅れていますが、それでも貰えるものはしっかりいただきましょう! 

 

日本への出生届は3ヶ月以内

 

 

これ、めちゃくちゃ重要です!!!

 

アメリカで生まれた赤ちゃんは自動的にアメリカ人になり、両親どちらかが日本人の場合は日本国籍も取得できるのですが、日本への出生届の申請は必ず出生から3ヶ月以内に行わなくてはなりません。

 

更に3ヶ月を1日でも過ぎてしまうと、もう日本国籍は取れないと聞いてギョっとしてしまいました・・・

 

両方の国籍を持った子供は21歳までにアメリカか日本か国籍を選択する必要はありますが、赤ちゃんの将来の為にも選択肢は多くあげたいですもんね。

 

この事実は海外移住者の中では常識らしいのですが私は妊娠するまで知らず、身近な友人で「子供を出産したが3ヶ月以内に申請しなかった為日本国籍をあげられなかった・・・」と言っていた方が教えてくれたので、意外と知らない方も多いのではないかと思っています。

 

方法としてはアメリカの日本大使館へ出生届を出す形になりますので、全てアメリカ国内で行え日本に帰国する必要はありませんよ。

 

 

まとめ

 

 

今回は海外【アメリカ】で出産する際に絶対に覚えておきたいポイントを5つをご紹介しましたが、あなたはいくつご存知でしたか?

 

特にコロナ渦で友人と出会ったり交友関係が制限される今だからこそ、オンラインで情報収集していきましょう!

 

あなたの国では出産についての変わった常識はありますか?

 

国やアメリカでも州が違えば異なることもあるかもしれません、あなたの感じた意見を是非コメント欄で共有してくださいね。

 

今回も、最後までご覧いただいてありがとうございました。

 

参考【MyNavi

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