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サステナブルなキッチン用品紹介【実際に使用してみた感想と使い方レビュー】料理にもエコを♪
こんにちは。
本日は本当に使えるサステナブル なキッチン用品を3つ紹介します!
まず、サステナブル / サステナビリティとは?
サステナブルという単語は「持続可能性」という意味ですが
個人や企業の活動などで、長期的により良い地球環境や社会貢献に向けての取り組みを行うことです。
こちらの記事で実例を挙げた詳しい解説を行っておりますので、きちんと意味を知って理解してから進んでくださいね。
実は日々の料理が環境に与える影響はとても深刻なのです。。
日々キッチンから出る家庭ごみの量を減らすことで、多方面から環境を守ることができます。
エコバックやタンブラーを使用するのと並行して、今回紹介する方法も試してみてくださいね。
本題に戻りますが【環境に良いキッチン用品】と聞くと、
「使いづらいのではないか?」または「可愛いだけで、高いんでしょ?」
と思う方もいらっしゃるかも知れません。
でも今回紹介するキッチン用品は海外生活10年以上の私が、数年間実際に使用してきた感想も添えてご紹介致しますのでご安心ください!
私が住むアメリカ西海岸では特に若者のエコに対しての意識がとても高く、私自身周りやエコに取り組む企業の影響を受けて自分なりに勉強してきました。
皆さまの毎日の生活に取り入れやすい、サステナブル で経済的な商品だけをご紹介しますので、最後までご覧くださいね。
では本当に使える環境に優しいサステナブル キッチン用品紹介、始めましょう!
1. Stasher【スタッシャー】
もうこれは色々なところで紹介されており、日本でも販売しているウェブサイトなども増えていますよね。
こちらはジップロックのようなプラスティックバックの代用品で、食用としても安全な階級のシリコンでできたバックです。
ご存知の方も多いと思いますので、今回は使用方法や感想に焦点を当てていきたいと思います。
プラスティックが土に還るまで1000年もかかったり、BPA(熱した際に発生する有毒物質)が環境や人体に良くないことは有名ですが
料理中って結構頻繁にプラスティックバック使いますよね。
お肉や魚を漬けたり、余った食材を保存したり。。。
スタッシャーなら繰り返し使えてエコなだけじゃない、実はこんなに素晴らしい性質を持っているのです!
スタッシャーのおすすめポイント①使える調理方法が幅広い
電子レンジ、オーブン、湯せん、冷蔵、冷凍保存まで幅広い料理に使用できます。
私は魚の西京焼きや麹漬けなどで頻繁に使用するのですが、ジップの部分が完全に密閉できるので液漏れが全くナシ!
あとは冷凍食品を解凍する時などにも使いますが、シリコン製でプラスチックのように破れないので、
冷凍エビのしっぽで袋を傷つけてしまう心配ナシ!(なんだか超リアルな主婦の声になってしまいました。。笑)
スタッシャーのおすすめポイント②洗浄が超簡単
こういう再利用可能な商品って洗うのめんどくさそう。。。。って私も思っていました。
しかしこのスタッシャーならお湯や洗剤で他のお皿と同じように洗えるので便利!
しかも食洗機で丸ごと洗えるから使用したらそのまま食洗機に入れちゃって大丈夫です。
更にスタッシャーはマチがある設計になっているので食洗機でしっかり奥まで洗えるのです!
これって意外とめちゃくちゃ重要ですよね。。。
洗い残しを毎回手洗いで洗い直すのってめんどくさいし、しっかり洗えるから臭いが残ることも無いんです。
スタッシャーのおすすめポイント③大きさやカラーなど種類が豊富
スタッシャーが様々な料理に使用できることは先ほどお伝えしましたが、
使用する用途によって大きさも変更したいですよね。。。
私が一番何にでも使えると思うオススメサイズは「サンドイッチ(M)」なのですが、
そのほかにもマチがあって自立する「スタンドアップミディアム」や人参が丸ごと入る「ハーフガロン(L)」サイズなど使用する用途にとって様々。
そして料理だけでなく、旅行の際のアクセサリー入れにしたり、赤ちゃんのお出かけ用のお尻拭きシートを入れたり、
何にでも使えて超便利なのです!価格は「サンドイッチ(M)」がアメリカドルで$11(日本円で1200円くらい)で私は最初「少し高いかな、、」
と思ったのですが、実際使ってみるとこれは全く高くない!
エコなだけでなく、使い勝手がジップロックより良いのでお値段以上の商品だと自信を持っておすすめできます。
もしまだサステナブル なキッチン用品を試したことがない方は是非こちらから始めてみて下さい!
【日本から】
【アメリカから】
2. Swedish Dishcloth【スウィディッシュ・ディッシュクロス】
こちらは名前の通り、スウェーデン発の「スポンジ」「布巾」「掃除用具」を兼ね備えたキッチン用品で、
セルロースとコットンでできた100パーセント天然素材のディッシュクロスです。
アメリカでは台拭きという文化が無いので、キッチンペーパーを使用して机や水回りを拭いている人が多数なことに気づきました。
毎日キッチンペーパーを使用するということが、森林伐採に大きく影響を与えていることは明らかですよね。
そして日本では台拭きがありますが、何度か洗って干していると臭くなったり毎回洗濯するのが面倒だなと思ったことはありませんか?
スウィディッシュ・ディッシュクロスはこのような問題を全て解決してくれます。
こちらは北欧と比べるとアメリカでもまだ普及していないのですが、この使い勝手の良さを実感するともうキッチンクロスが無い生活には戻れません!
スウィディッシュ・ディッシュクロスのおすすめポイント①吸水性と速乾性が高い
こちらのディッシュクロスは、乾いているとパリパリで濡れていると柔らかくなります。
そして乾いたままだと吸水性がとても高いので、何かをこぼしてしまった時や水回りの水滴を拭きたいときに最適。
そして水を絞れば一瞬でまた吸水する素材になっているので何度も繰り返し使用が可能です。
なんと本体の重さの20倍もの水分を吸収できるのだそう。
そして私が一番好きな所は、すぐに乾くこと!
朝に使用してもお昼にはすでに乾いているので半乾きのまま次に使用する気持ち悪さもなく、清潔ですよね。
スウィディッシュ・ディッシュクロスのおすすめポイント②丸洗い可能
私がびっくりした驚きの機能とは、、、洗濯機や食洗機で丸洗いが可能なことです。
一枚のタオルで250回も洗えるようにできているとか。
私は台拭きや食器拭きタオルを毎日洗濯するのがめんどくさいな。。と思っていたのですが、
こちらは洗濯機だけでなく食洗機でも洗濯可能なのです。
キッチンで使用するものなのでキッチンでそのまま食洗機に入れられたら家事も楽になりますよね。
とは言ってもすぐに乾くので清潔ですし臭いもしないため、私は1週間に一度くらいしか洗っていません。
スウィディッシュ・ディッシュクロスのおすすめポイント③とっても経済的
こちらのディッシュクロスは一枚で9ヶ月から12ヶ月使用が可能なのです。
アメリカでは3枚入りで$13くらいで購入出来るので、なんと1枚約$4(日本円で400円ちょっと)!
これは経済的にもかなり優れていますよね!世界でも屈指のサステナビリティ先進国のスウェーデンだからこそ生まれた素晴らしいディッシュクロスですよね。
しかもこちらのディッシュクロスはスウェーデンやノルウェーの北欧独特のレトロで独創的なデザインのものが多く見た目もとっても可愛いです。
【日本から】
【アメリカから】 私が実際に使用しているおすすめクロス(なんと1枚$2)
3. Silicon Baking Mat【シリコン・ベイキング・マット】
クッキーやケーキを作る際や野菜やお魚をオーブンで焼く際は、アルミホイルやクッキングシートを使用しますよね。
実はアルミホイルもプラスティックと同様、健康や環境に悪影響を及ぼす可能性が高いことはご存知でしたか?
環境面については、プラスティックが土に還るまでの年数が1000年とわれている中、アルミホイルは500年だそうです。
ではアルミホイルの方が良いのでは?と考えがちですが実はアルミホイルの製造は非常に複雑で、
製造する際のエネルギーの消費量はプラスティックの3倍以上、そして有害物質の排出量はなんとサランラップの10倍にも登るそうです。
それまでアルミホイルが環境に与える影響について深く考えたことが無かったので、この事実にはとても驚かされました。
そしてこの記事を読んでからアルミホイルの代用品は無いかと調べたところ、ベイキングマットの存在を知ることになりました。
そしてこちらのマットはサステナブル なだけでなく、使い勝手も素晴らしいのです!
ベイキングマットのおすすめポイント①大きさや形が様々
よくクッキーや菓子パンなどお菓子作りをされる方は大きめのマット、
お魚や野菜などを調理する際は小さめのサイズというように、用途に合わせてサイズを選ぶことが可能です。
また、ケーキの型に合わせてカットしたり、使用していないときはクルクル巻いて収納できるので場所をとりません。
そしてまた驚きポイントが。。。実はこちらのベイキングマットは電子レンジでも使用可能なのです。
しかし正方形のマットでは電子レンジに収まりませんよね。。。
そこで電子レンジにもしっかり収まる丸型のマットも登場しています。
ベイキングマットのおすすめポイント②洗浄が簡単
これはキッチン用品なら絶対に確認しておきたいポイントですよね。
こちらのベイキングマットも先ほど紹介したキッチン用品同様お湯や洗剤で洗浄可能、そして食洗機でも洗える優れものです。
約3000回も使用できるので、長期で利用するものだからこそ日々のお手入れの方法ってとても大事ですよね。
ベイキングマットのおすすめポイント③とにかく使いやすい
キッチンペーパーを使用しようとしたらくるくる巻いてしまって上に食材を乗せづらい。。
アルミホイルをカットしようとしたら破れてしまった。。
料理中そんな経験はありませんか?
ベイキングマットならシリコン製なので作業台にピタっと張り付きそのまま両端を持ってオーブンに投入することも可能なのでとっても便利!
本体も熱くなりにくいので焦げたり火傷の心配もありません。
ノンスティックなので食品はくっつきにくくはなっていますが、
個人的な意見だと長期的に使用しているとコゲがつくことがあるので
それが嫌な方はくっつきやすい食材のときだけ薄く油やバターを塗ることをおすすめします。
【日本から】
【アメリカから】
まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介したアイテムは毎日行う料理という習慣において、環境に優しく長く愛用できる製品ばかりなので生活に取り入れる価値が高いと思います。
余談ですが、私はサランラップの代用品としてミツロウラップやシリコンラップも使用しているのですが、
ミツロウラップは密閉性に満足がいかず、シリコンラップはサイズの問題があり少々使いづらいな。。。と感じています。
もしその他におすすめのラップをご存知の方がいれば、是非コメントで教えていただけると嬉しいです。
お互い情報交換をし合って、サステナブル な暮らしを実現しましょう!