こんな悩みがある方に
「乳頭が激痛」
「胸がパンパンで痛い・・」
「母乳が出ない、または出すぎる」
「血が出る・・裂ける・・・」
「授乳が辛い・・とにかく母乳育児を楽にしたい方!」
正直出産前は、健康で生まれてくるかや出産の恐怖で頭がいっぱいで、母乳育児についてはそんなに心配していませんでした。
しかし実際に出産後に私を待ち受けていたのは、「母乳が出ない」「激痛」などの授乳トラブル!!!
『母乳で育てるのがこんなに大変だったなんて・・・』
この記事のテーマは授乳ですが、今回は母乳育児を楽にする方法&アイテムに焦点を当てていきたいと思います。
今回の記事では、辛いけどそれでも母乳で育てることのメリット、私の授乳体験、痛み緩和のコツ、オススメ授乳用品について詳しくお伝えしていきたいと思います。
私も授乳で相当苦労したので、今悩んでいる方がいれば少しでも手助けできれば嬉しいです・・!
では始めましょう!
母乳で育てることのメリット
赤ちゃんを母乳で育てたいと思っている方必見、母乳で育てることのメリットをお伝えします♪
もちろん体質や生活の関係で母乳育児ができない/しない方も多いと思いますし、どちらが良いとは言いきれません。
しかし、アメリカの病院では母乳で育てることを強く推奨されたのでその理由をお伝えしますね。
母乳育児のメリット
・赤ちゃんに豊富な栄養と免疫力をあげられるなど健康面での良い影響が多い
・脳の発達に効果的
・乳幼児突然死症候群(SIDS)の誘発率を半分にまで下げる
・母子間のコミュケーションに良く絆が深まる
・母親の身体の回復、生涯における病気発生率の低下、減量に効果がある
参考【Medela】母乳育児のメリット
特に出産直後に出る初乳については、担当の看護師の方に「一滴も無駄にせず飲ませるように」と指示を受けました。
初乳とは
出産直後に初めて出る最初の黄色っぽい母乳のこと。
ビタミンやミネラルなど栄養素が豊富で感染症と戦ったり免疫系と腸の機能をサポートする最強の母乳です。
母乳が出始める最初の数日しか分泌されることなく、その後は通常の乳白色の母乳になりますが、この初乳は最初の12ヶ月更には生涯に渡って寄与するかけがえのないものです。
参考【Medela】 初乳はなぜ大切なのでしょうか
私の体験
ここまで母乳の大切さを聞いて、私も「そんなに大事なら母乳をあげたい!」と感じましたが最初の数日は母乳が全く出ず、少し出始めてからも乳首が切れて「血が出るわ、激痛だわ」で泣きながら授乳をしていました。
そして毎日のおっぱいマッサージと慣れから乳頭の痛みが和らいだころ、今度は必要以上に母乳が大量に分泌されるようになりました。
タオルもグッショリ、胸もパンパンで熱を持つほど腫れ上がり、それはそれで本当に辛かったです・・・
更に仕事に復帰してからも数時間おきに搾乳して、母乳パットを変えて・・・と慣れるまではなかなかコツが掴めず色々と苦戦しました。
授乳がこんなに大変だとは・・・出産するまでには全く予想もしていませんでしたね。
しかし色々な授乳グッズを試し、最終的には授乳にも慣れ、最後はストレスなく楽に授乳できるようになりました。
もしかすると今その苦労をされているママもいるかもしれませんが、その辛さはずっとは続きませんので安心してくださいね!
今回紹介する方法で少しでも授乳のストレスや辛さが軽減すれば嬉しいです!
では始めましょう!
オススメ授乳グッズ
乳頭ケアクリーム
出産直後、授乳を始めたばかりのママの乳首は本当にデリケートです。
最初の頃は乳頭が裂けてしまったり赤くなったり、激しい痛みが伴う場合がありますので、授乳後はこまめに乳首クリームを塗ることをオススメします。
私は知らなかったので使っていませんでしたが、乳頭クリームは出産前から塗っておくと痛み予防に良いのだとか。
このクリームは赤ちゃんが舐めても大丈夫な成分で、塗った後も拭き取る必要がなく乾燥を防ぎ、傷の回復を促進してくれますよ。
病院で出産する場合、授乳は病院にいる間に始まるので、前々から用意しておいて自宅から持参していくことをオススメします。(病院によっては出産時に貰えることもあるようです。)
赤ちゃんの口に入るものなので安心できる成分のものを選びたいと思いmama Earthというオーガニックのブランドのクリームを使用していましたが、ナチュラルな香りと使い心地が良く、硬めのテクスチャーも良かったです。
日本から
アメリカから
授乳枕
授乳枕はやはり一個あると便利ですよね。定番ですがこの月型授乳枕はとても重宝しました。
私の子供は母乳を飲むのが結構ゆっくりで毎回30分以上かけて授乳していたので、授乳の時間が楽になるのはとても大きかったですね。
まず新生児の間は授乳枕の上に赤ちゃんを乗せるとちょうど良い高さで授乳がしやすいですよね。
しかし、私が一番気に入っていた使い方は、赤ちゃんの首が座った頃から赤ちゃんを縦抱きして膝に載せ、この枕を背中から包むように置いて、肘だけをかける使い方です。(ちょっとわかりにくいですが、想像できますか?!><)
周りで誰もこの使い方をしている人が居ないし、商品ページでも紹介もされていなかったのでこの方法を見つけた時は楽すぎて世紀の大発見かと思いましたね!(笑)
特に授乳用の椅子を持っていなかった為普通のベットやソファの上で授乳していたのですが、その場合肘掛けがないので赤ちゃんの頭を支える方の腕が疲れるんですよね・・・授乳用の椅子を用意しない方には特にオススメです!
この授乳枕があれば場所を取らず室内のどこでも授乳可能、更に赤ちゃんの寝返りの練習でも使えて便利ですよ。
日本から
アメリカから
搾乳機
母乳が沢山出るママにとって、搾乳機は必須アイテムですよね。
搾乳しないと胸がパンパンで痛いわ重いわ・・・私は熱こそ出なかったものの胸がパンパンに腫れて熱を持って乳腺症の一歩手前になっていた時に先輩ママに教えてもらったのが搾乳です。
それまでは必要な時に搾乳するという方法をとっていたのですが、やはり定期的に胸に溜まった母乳を出さないと乳腺にも良くないし痛みが取れないらしいです。
更に、母乳の出が悪くなった時には赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらう+搾乳をすることで母乳の出が良くなるそうなので、母乳が止まりかけていた時も私はこの方法で復活させました!
更に仕事をしているママのそうでないママも、母乳が大量に出るときは搾乳機を使って搾乳することでボトルに入れたり冷凍保存しておくことができますよね。
メデラの搾乳機は手動も電動のものもすごく胸にフィットして小さな力で簡単に搾乳できたので、とってもオススメです。
更に搾乳したボトルにそのまま乳首をつけてボトルから授乳することも出来るので便利です!
※アメリカ在住の方は保険会社から支給されるかもしれませんので、購入前に先に保険会社に確認してみてくださいね!(こちらの記事で詳しく書いてますので参考にどうぞ)
日本から
アメリカから
母乳パット
母乳で子育てするママにとって、母乳パットは生理ナプキンと同じくらい必須アイテムですよね。
私も母乳育児をしていた約1年間ずっと使用していましたが、個人的には最初は使い捨てパッド→繰り返し使えるパッドに移行するのがオススメです。
基本的に使い捨て可能の母乳パッドは生理用ナプキンのように大量の母乳をキープしてくれるので、初期の母乳コントロールが難しい頃は使い捨てパッドだと漏れが少なく安心です。
慣れてきたら地球にも優しく経済的にも有難い繰り返し使えるタイプに移行すると良いと思います。
私が使っていたのは竹からできたパッドで、ライナーが付いているので漏れにくく、何度も繰り返し使えるので日に何度か取り替えて使用していましたよ!
日本から
アメリカから
母乳カップ
このカップは母乳をあげていない時にパッドに漏れ出してしまう母乳をキャッチするカップです。
特に母乳育児をされたことがある方ならお分かりかと思いますが、例えば「母乳をあげている時に反対側のおっぱいからも母乳が出てきた」「寝ている時に母乳が漏れ出してしまって母乳を無駄にしてしまった」という経験がある方は多いのではないでしょうか。
そんな時に母乳を一滴も無駄にせず溜められるのがこのシェルカップです。
特に母乳が出ないときや量が少ない時は大切な母乳を一滴も無駄にしたくないですよね。
更に、乳頭に傷がある場合やパッドに擦れて痛みがある場合にも痛みを緩和する効果があるのでオススメです。
母乳は溜めなくても良いという方はシリコンの乳頭カバーもありますのでチェックしてみてくださいね!
日本から
アメリカから
冷却&温めグッズ
おっぱいが痛い時は温めたり冷やしたりすると痛みが和らぐことが多いです。
ちなみに乳腺症やおっぱいが熱を持って痛みがある場合はアメリカでは基本的には温めることが推奨されています。
(日本では冷やすことが推奨されているので不思議ですよね・・・)
言うことが逆なら「どちらを試したら良いの?!」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、個人的には温めると冷やすを使い分けるのが一番良いと感じました。
そんな時はこの冷やしても温めても使えるジェルパッドがオススメです。
私の体験ですが、授乳前は温めて母乳の出を良くしたりしこりを緩和させる、そして寝るときなど痛みがある場合は冷やすとおっぱいの痛みが和らぎました。(時期によっても温めが良いときと冷却が良いときがありました・・)
ですから最初はホットタオルで温めたり氷枕などで冷やしてみたりして、あなたに効果があるか試してみても良いと思いますよ。
乳腺症の場合は人によって状況が異なる為、温めるか冷やすか担当のお医者さんとも相談して試してみてくださいね。
日本から
アメリカから
まとめ
いかがでしたか?
あなたの母乳育児に役立つ情報がありましたか?
もしあなたが今授乳が辛いと悩んでいらっしゃるなら心から伝えたいことがあります。
それは、今抱えている悩みは一生は続かないということです。
正直私も泣きながら授乳していた身なので気持ちは痛いほど分かるのですが、授乳に慣れたり、コツを掴んだりすることで状況は良くなる場合が多いと思いますよ。
出産後で体も万全ではないでしょうし、そんな中での授乳本当にお疲れ様です。
あまり無理をしたり、上手くいかなくても自分を責めたりせず、できる時間にゆっくり休んでリラックスして育児しましょうね!
育児が辛いという方はこちらの記事も合わせてご覧くださいね。
-
育児が辛い【上手に手抜き&息抜き】で効率化を図る方法♪ 0〜2歳
毎日自分の時間が全く無い・・・ 育児に疲れた・・・ そんな方必見! この記事を読んで得られること ・上手に手抜き&息抜きして育児の効率化を図る方法 ・愛情たっぷりで笑顔で子育てする為のマ ...
続きを見る
今回も、最後までお読みいただいてありがとうございました。
合わせて読みたい