はじめに
筆者は日本生まれ日本育ちですが、10年前からアメリカのカリフォルニア州に移住し現在はサンフランシスコに住んでいます。
サンフランシスコと聞くとフルハウスをイメージされる方が多いかもしれませんが、アメリカのサンフランシスコはどのような街なのでしょうか。
今回はそのサンフランシスコの特徴と【実際に住んでみて驚いたこと10選】についてお伝えしていきたいと思います。
この記事で分かること
「サンフランシスコの知られざる一面が分かる」
「観光や移住の際に知っておきたいポイントが分かる」
「サンフランシスコのイメージが変わる」
今まであなたが感じていたサンフランシスコのイメージと少し異なるかもしれませんが、私の率直な感想をお伝えしていきたいと思いますのでぜひ最後までご覧くださいね♪
目次
サンフランシスコに住んで驚いたこと10選
霧が凄い
サンフランシスコは霧の街とも呼ばれ有名な話かもしれませんが、サンフランシスコの霧はあなたの予想を遥かに超えて凄いです。
何故ならば・・・以下の理由だそうです。
サンフランシスコの西岸には寒流であるカリフォルニア海流が流れており、夏季の偏西風によってこの寒流が流れる海側から風が吹くため
−参考【More Tenki】
実際に住んでみて分かったのですが、時期によっては毎日霧で外が真っ白で一日中寒い日もあります。
そして不思議なのが、サンフランシスコ市内から少し南に下っていったりベイブリッジを渡ってオークランドという隣街に行くだけで快晴だったり気温が完全に変わる場合も多いです。
しかし霧のかかったゴールデンゲートブリッジや街並みは本当に綺麗で幻想的なので、霧も悪くないなと思います♪
夏は寒い
先ほど挙げた「霧が凄い」が関係しているのですが、不思議なことにサンフランシスコは春より秋より夏の方が寒いです。
夏は霧の季節なので、ほぼ毎日外は真っ白で気温も20度以下であったりと低めです。
カリフォルニア = ビーチのようなイメージがありますが、ロサンゼルスとは全く違って夏に海に行っても寒くて泳ぐどころか水着になるのも辛い日が多いです・・・
暑くなりすぎないので、夏が苦手な方には過ごしやすい気候だと思いますが、カリフォルニアの日差しを期待している方には残念なお知らせですよね。(笑)
私も初めて見たとき信じられなかったのですが、夏のサンフランシスコのビーチではパラソルではなく寒さ&風よけの為にテントを持参する人の方が多いのですよ。
街が狭い
サンフランシスコの街大きさは山手線の内側の面積と同じくらいと、とにかく街自体が狭いです。
端から端まで車で走らせても30分程度で到着してしまうので、観光の際などの際も移動がとても楽です。
同じ州のロサンゼルスや他の州と比べても色々な施設や場所がサンフランシスコ内にコンパクトに収まっていますよ。
一点欠点があるとすれば、街が狭いことで道も狭く人口が多いので駐車場も足りておらず路面駐車OKの道路が多く、初心者の方は運転が難しいかもしれません。
何でもある
先ほど「街が狭い」という点を挙げましたが「街自体は狭いが、何でもある」のがサンフランシスコです。
レストランやショップ、スポーツ観戦、美術館などが充実しているので都会で観光も楽しい反面、海や山が近くにあったり公園などの緑も多くある素敵な街です。
田舎出身の筆者からすると大自然の中でハイキングをした後でおしゃれなレストランで食事ができたりすることは、中々贅沢なことだなと感じますね。
近郊にバークレーやスタンフォードなどの有名大学などもあるので教育の面でレベルが高いところもポイントです。
最先端テクノロジーが凄い
何度かこのブログでも発信していますが、さすがシリコンバレーのあるベイエリア、生活のあらゆるところでテクノロジーの最先端であることを感じさせられます。
駐車場やレストランのお会計がアプリ上で支払えたり、Amazon Goのような無人店舗があったり、毎日自動運転の試験運転が行われていたりします。
以前少しご紹介しましたが、シリコンバレー近郊はテック関係者が多いので、日常的に最新のテクノロジーを取り入れている人々が多いです。
最新のガジェットや便利グッツを紹介している記事がありますので、良ければ参考にしてみてくださいね。
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全てが高い
サンフランシスコは家賃も物価も全てが高いことで有名ですね。
パンデミック以前はサンフランシスコの平均賃料は$4500(約48万円)以上とされており、アメリカで住宅の賃料が最も高い地域として知られていました。
リモートの普及で自宅勤務が可能になったテック関係者がサンフランシスコから流出し、一時的に家賃が約29%も下がったと言われていますが、今後はどうなるのか引き続き注目ですね!
参考【Business Insider】【Wolf Street】
そして家賃だけでなくレストランや駐車場、光熱費など生活コストが全般的に上がるので、初めて観光する方は移住を検討されている方は先に調査しておくと良いかもしれません。
数年前に「サンフランシスコでは年収$1400万円の4人家族は低所得者」だというニュースが世の中を騒がせましたが、家賃も税金も生活費も全てが割高なので、必然的に収入も高くないと生活が難しいのですね。
参考【Livedoor】
家が狭い
前述したようにサンフランシスコは街が狭く人口が密集しているので、とにかく家が狭いです。
アメリカといえば壮大な土地や庭付きプールがある家が多いイメージですが、サンフランシスコは土地が限られているので、殆どの住宅がアパート(日本でいうマンション)かタウンハウス(フレンズで見たことあるような両隣と壁が繋がっている戸建)です。
※実際には大半の庶民が住むアパートやタウンハウスの住宅と、一部では超高級豪邸エリアもあります。
日本でも東京など人気のエリアでは家賃が高く、部屋や狭い傾向にあると思いますが、サンフランシスコでは更にそれが顕著に現れていますね。
眺めが綺麗
サンフランシスコは何度見ても毎回「綺麗だな〜」と思うくらい眺めの良いスポットが多いです。
サンフランシスコは世界で最も美しい橋とも言われることもあるゴールデン海峡に架かる赤い吊り橋、ゴールデンブリッジが有名ですね。
しかしそれだけでなく、サンフランシスコ市内は坂が多く高低差が激しいので、遠くからでも住宅街や市内が見渡せてとても美しいですよ。
更に西海岸の夕日や霧のかかった街並みは、息を呑むほどの絶景でうっとりしてしまうほどです。
公共機関が便利
ロサンゼルスやニューヨークと比べても、サンフランシスコの公共移動機関は分かりやすく便利で利用しやすいです。
ムニ(MUNI)やバート(BART)などの路面電車や地下鉄、そして住宅街でもバスが走っているところが多いので、車無しでも移動が苦になりません。
更に公共移動機関が通っていない箇所でもウーバーやリフトの配車サービスが充実しているので、低料金で移動することが可能ですよ。
配車アプリのダウンロードがまだの方はこちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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ヌーディストビーチが沢山ある
ヌーディストビーチといえばヨーロッパやメキシコのイメージかもしれませんが、実はサンフランシスコ(ベイエリア)にもいくつかヌーディストビーチが存在しています。
サンフランシスコのトップ8ヌーディストビーチ
・Land's End Beach
・North Baker Beach
・Marshall Beach
・Fort Funston
・San Gregorio Beach
・Muir Beach
・Red Rock Beach
参考【Thrillist】
実際には市内のビーチではヌードになっている方は少ないですが、水着着用は義務ではないのですよ!
余談ですが、ヌーディストビーチならタホ湖という北カリフォルニアにあるエメラルドグリーンが絶景湖ならもっと開放感有りのヌーディストビーチが沢山あるので興味がある方はチェックしてみて下さいね。
会う人会う人テック関係
これも驚きポイントなのですが、新しく出会った方達に職業を聞いてみると、約8割くらいの確率で本人かパートナーの職場が「グーグル」「アップル」「フェイスブック」またはスタートアップなどのテック関係などです。
今ではそれが当たり前に感じてきましたが、最初はとても驚きました(笑)
ウィキペディアのシリコンバレーの解説によると・・・
「ベイエリアには、米国で最もハイテク企業が集中しており、387,000人のハイテク雇用があり、そのうちシリコンバレーは225,300人のハイテク雇用を占めている。」
ということなので、全米の65%のテック関係者がベイエリアに住んでいる可能性が高いので、テック関係者に会いやすいのは当然のことかもしれませんね。
テックだけでなく、起業家も多い街なので、ビジネスに資金が集まりやすかったりと人脈が広げやすい場所でもあると思います。
参考【Wikipedia】
まとめ
いかがでしたか?
筆者がサンフランシスコ内に引っ越してから感じることは、サンフランシスコは世界やアメリカ国内の他のどの街とも似ておらず、とても独特だということです。
サンフランシスコは物価の高さやテック企業の転職率の高さから、入れ替わりが激しい街でもある一方で、個人的な体験だと、サンフランシスコに長く住む方達からは「サンフランシスコは最高だ」という声を耳にすることが多いです。
上記でも述べましたが、サンフランシスコは海や山などの自然と都会が融合した街で、とても独特で素敵な街です。
あなたはサンフランシスコについてどのようなイメージがありますか?ご意見、ご感想があればぜひコメント欄で教えてくださいね!
今回も、最後までお読みいただいてありがとうございました。
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